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朗読検定は、アナウンサー、俳優、歌手、音読・朗読教育の専門家等“朗読に精通したプロ”の協力を得て作られています。

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源氏物語千年紀

源氏物語千年紀

2008年は源氏物語が執筆されて千年目にあたる年、千年紀でした。
その源氏物語千年紀を記念したイベントが昨年は多数行なわれてきました。

私ども日本朗読検定協会も、「源氏物語 花はむらさき」を課題本とし、著者であるタレントの浜村淳さんを特別検定員に迎えて「源氏物語千年紀特別朗読検定」を行いました。

今回の特別朗読検定は最高10万円の賞金が与えられるコンテストとしての側面もありました。
その結果をご報告させていただきます。

源氏物語千年紀 特別朗読検定

総受検者数 378名

【内訳】※( )内は合格者数

一級  113名 (57)  合格率 約50%
二級  158名 (38)  合格率 約24%
三級  244名 (167) 合格率 約68%

※併願受検者含む

全体といたしまして併願受検者の方が予想以上に多かったことが印象的でした。
また、一級についてはプロの方のご応募が多く、獲得点数で受賞者を決めるコンテストは大接戦となりました。

一級の部 最優秀賞 賞金10万円 97点獲得
樹又ひろこ さん(東京都台東区/(株)大沢事務所所属ナレーター)

Q1:応募のきっかけは?
A1:インターネットで京都の源氏物語千年紀に関する記事をいろいろ見ていて、偶然この特別朗読検定を知りました。朗読活動に力を入れていこうと思っていたのですが、自分の語りがきちんと聞き手の心に届いているのか、独りよがりになってはいないだろうかと、不安に思っていた時でした。
良いチャンスだと思い、力試しのつもりで参加しました。
源氏物語を読む・・・というのはやはり、憧れでもありましたしね。

Q2:課題本の中から、この部分を選ばれた理由は?
A2:源氏の君と女性の話が中心の物語ですが、この「雨世の品定め」のシーンは男だけしか出てこないというちょっと変わった場面です。
また、宿直という「仕事」の最中でもあります。
恋のさや当てばかりに夢中かと思われがちな平安貴族青年も、ちゃんと仕事はしているんだ、そして仕事の合間に無駄話に興じたりするんだなあと思い、なんともおもしろく、好きな場面です。

Q3:朗読を始めたのはいつ頃ですか?
A3:特に「朗読をする」と意識はしていませんでしたが、気に入った本や文章に出会うとカセットテープに吹き込んだりすることは、10年以上前からやっていたでしょうか。
ひとつの作品を「朗読」に仕上げるという取り組みは、半年くらい前からのことです。

Q4:朗読上達の秘訣は?
A4:「読む」のではなく「伝える」ということをいつも意識しています。
自分の頭の中にあるイメージが、聞き手の頭の中できちんと再現してもらえるように。
カセットテープに吹き込んで、しばらく時間をおいてから文章を見ずに聞きなおします。
そうして自分が聞き手となってみると、いろいろな改善点が見えてきます。

Q5:朗読検定を受検されたご感想は?
A5:初めて参加させていただきました。
点数や順位ですべてが決まるものではありませんが、上達したいと思って勉強していく中で、こういったものはとても励みになるかと思います。


一級の部 優秀賞 賞金5万円 
斉藤和代 さん(大阪府大阪市/会社員)

Q1:応募のきっかけは?
A1:京都に行った時に源氏物語千年紀のパンフレットを見ました。
その際に源氏物語千年紀特別朗読検定コンテストがあることを知ったのが応募したきっかけです。

Q2:課題本の中から、この部分を選ばれた理由は?
A2:情景描写が長めで、台詞が少なかったので読みやすいかと思いました。

Q3:朗読を始めたのはいつ頃ですか?
A3:十年位前だったと思います。

Q4:朗読上達の秘訣は?
A4:聴く人になる機会を増やすことが大切だと思います。
録音して聴き直すこともその一つです。

Q5:朗読検定を受検されたご感想は?
A5:朗読を検定するというのは聞いたことが無かったので、どんな感じだろうと思い、不安もありましたが、採点表からは丁寧に聴いてもらった印象を受け、受検して本当によかったと思っています。
今度、普通の朗読検定も受けてみようと思いました。

二級の部 優秀賞 賞金3万円 
武村由美子 さん(愛媛県四国中央市/朗読ボランティア)

Q1:応募のきっかけは?
A1:テープを送る事で受検できると知ったからです。

Q2:課題本の中から、この部分を選ばれた理由は?
A2:情景が短い文章で書かれていますが、その読み方の工夫をするのが勉強になりそうだと思いました。
会話文の中にもテンポのある読み、静かな読みが求められるところがありましたので選びました。若紫は大好きなところです。

Q3:朗読を始めたのはいつ頃ですか?
A3:H11年頃

Q4:朗読上達の秘訣は?
A4:①プロのアナウンサーの放送に耳を傾ける。
②いろいろな文章を黙読し、声に出して読み、実際に録音して聴いてみる。
③聴いてくれる人を意識する。

Q5:朗読検定を受検されたご感想は?
A5:二級にチャレンジして本当によかったと思っています。
ありがとうございました。
これからも朗読ボランティアを続けていきたいと思っています。

二級の部 優秀賞 賞金3万円 
六郎田ゆき子 さん(北海道帯広市/主婦)

Q1:応募のきっかけは?
A1:私が朗読を学んでいることを知っている源氏物語の講義をされている先生から、千年紀の特別検定があることを教えていただき、大変興味があり、勉強になると思い、受けさせていただきました。

Q2:課題本の中から、この部分を選ばれた理由は?
A2:藤壺が、不義の子を産み、その子を源氏が抱くという場面と、帝が亡くなる前には、その子は源氏の子とわかっていたのではという大きなドラマと流れがあり、文章として魅力があり、表現してみたいと思いました。

Q3:朗読を始めたのはいつ頃ですか?
A3:2002年(H14)7月

Q4:朗読上達の秘訣は?
A4:地道に基礎訓練をすることは、欠かせないことだと思います。
自分らしい感性を磨くために、自然、芸術、文学、哲学だけでなく、普段の生活の中にも小さな感動を見出し、柔らかな心でいること。そうすれば、文章に素直に入ることが出来、映像となって、表現できると思います。それから、独りよがりの朗読とならないために、観客の目で、外から自分を見ているという意識が常に働いていることが、必要だと思っています。

Q5:朗読検定を受検されたご感想は?
A5:大変楽しい期間でした。結果は、全く気にしないで、ただ、次がある喜びに向かって、集中できる時間を、楽しんできました。
検定についても、内容をよく聞いていただいていて寸評していただき、嬉しく思いました。又、このようなイベントなど企画があれば、お知らせ下さい。参加したいと思います。
私にとりましては良い挑戦であり、新鮮でした。何か今までと違ったものを得た気がしています。
ありがとうございました。


二級の部 優秀賞 賞金3万円
吉田雅代 さん(兵庫県神戸市/主婦)

Q1:応募のきっかけは?
インターネットで源氏物語に関するイベントを調べていて、このコンテストを知りました。

Q2:課題本の中から、この部分を選ばれた理由は?
A2:お話の区切りが良くて、台詞が苦手な私に合っている部分だったからです。

Q3:朗読を始めたのはいつ頃ですか?
A3:半年ほど前からです。それまでは黙読でした。

Q4:朗読上達の秘訣は?
A4:ただ、何度も読み返して、部分的にどういう風に読むかを原稿にメモして読みました。

Q5:朗読検定を受検されたご感想は?
A5:検定ブームということで色々な検定が出てきている中で、表現の分野、しかも朗読という難しいジャンルに挑戦しておられるのは頭が下がる想いです。検定員の方よりきめ細かで分かりやすいアドバイスをいただいて励みになりました。

三級の部 優秀賞 賞金1万円 
小泉七衣さん(愛知県春日井市/主婦)

Q1:応募のきっかけは?
A1:去年の8月に京都に行った時に源氏物語千年紀がらみの色んなイベントを紹介するパンフレットを配っていて、その中で今回の朗読検定を見つけたのです。今までは朗読検定の存在そのものも知りませんでした。

Q2:課題本の中から、この部分を選ばれた理由は?
A2:恥ずかしながら読書人ではありません。あの本も実はきちんとは読んでいません。パラパラっとめくっていて、目についたあの部分を読んでみて、起伏があって表現するのに面白そうだなと思って迷わず決めました。長さも丁度よかったし・・・

Q3:朗読を始めたのはいつ頃ですか?
A3:かれこれ15年位前です。毎年一回発表会を催すことを目標に月2回勉強会をしているグループに所属しています。

Q4:朗読上達の秘訣は?
A4:いい指導者について根気強くやり続けることでしょうか。

Q5:朗読検定を受検されたご感想は?
A5:録音テープで受検できるのがうれしかったです。自分の力を客観的に評価してもらいたいと思い受検しましたが、まさか賞がもらえるとは思いませんでした。これからも続けていく力になりました。 ありがとうございます。近いうちに朗読検定二級に挑戦してみようかなと思っています


三級の部 優秀賞 賞金1万円 
辻由紀子さん(兵庫県三木市/主婦)

Q1:応募のきっかけは?
A1: 朗読教室からのパンフレットを見て、実力試し、運試しです。

Q2:課題本の中から、この部分を選ばれた理由は?
A2:源氏の君に関わる女性は皆、不幸な運命を辿る。六条の御息所の生霊に取り殺される葵の上、何度も繰り返し読むうちにもしかすると葵は幸せだったのではと思うようになりました。出産時の苦しみの中、源氏の君の想いは藤壷でもなく、紫の上でもなく、葵の上にのみ注がれていた。不幸ではなく、幸せの内に死んだのだ、と私は葵をそんな女性に描いて読みたいと思いました。

Q3:朗読を始めたのはいつ頃ですか?
A3: 二年くらい前に始めました。

Q4:朗読上達の秘訣は?
A4: 秘訣があれば教えてください。

Q5:朗読検定を受検されたご感想は?
A5:読めば読むほど奥が深く、自分にNGを出してばかりでどうしたら良いのかわからなくなり、とまどいました。


三級の部 優秀賞 賞金1万円 
滝野昭子 さん(大阪府吹田市/会社員)

Q1:応募のきっかけは?
A1:源氏物語千年紀にあたり、何かゆかりのイベントに参加したいと思っていたところ、偶然この検定のことを知りました。朗読からは長く離れていたのですが、「これはぜひとも参加したい!」と思い応募しました。

Q2:課題本の中から、この部分を選ばれた理由は?
A2:「扇の上に夕顔の花をのせて差し出すシーン」がとても優雅で大好きです。この美しい場面が読みたくて選びました。

Q3:朗読を始めたのはいつ頃ですか?
A3:始めたのは10年以上も前ですが、ちょっと習ってはすぐ休み、という感じでほとんど休眠状態でした。
この朗読検定で再開(?)です。

Q4:朗読上達の秘訣は?
この検定受験については、自分の朗読をICレコーダーに吹き込んで、変だと感じるところをひたすらチェックする、という練習でした。
あとは、なるべく具体的な情景を思い浮かべて読めるように、「源氏物語図解」といった本を参考にしました。

Q5:朗読検定を受検されたご感想は?
A5:初めてテキストを朗読したときは、発音も何もかもボロボロで、これではとても合格はおぼつかないと、途中で何回か投げ出しかけたんです。ですから、思わぬ「受賞」に本当にびっくりしました。
朗読は好きなのに、なぜか今までまともに続けることができませんでした。
今度こそこれをきかっけに、長く続けていきたいと思っています。