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朗読検定は、アナウンサー、俳優、歌手、音読・朗読教育の専門家等“朗読に精通したプロ”の協力を得て作られています。

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朗読の世界

実際にある小学校が取り組んでいる「音読・朗読」の研究と実践

研究内容:授業内容を深める表現力の育成
研究テーマ:自分の思いや考えを、豊かに伝え合う児童の育成 ―「音読・朗読」を活かした国語科学習―

めざす児童の姿
(1) 一人ひとりが自分の考えを持ち、伝えることができる
(2) 文章表現から内容を理解し、「音読・朗読」で表現できる
(3) 学んだことを「音読・朗読・グループ朗読」で伝えることができる

研究内容
(1) 「音読・朗読」がもたらす効果
(2) 言葉を正確に理解する力、豊かに表現する力を高める為の学習手段
(3) 全教育活動における「音読・朗読」の活用

研究の背景
ある小学校では、平成9年度より一貫して「音読・朗読」を活かした国語科学習の研究を進めており、今年で11年目を迎えます。自分の思いや考えをうまく伝えられない児童の実態が過去にあり、幼少期から形成された固定的な人間関係が一因ではあるものの緊急課題でありました。そこで、研究課題を「豊かな表現力の育成」とし、「音読・朗読」を中心とした国語科学習を通して自分の思いや考えを豊かに表現できる児童を育てることを目標に掲げました。

朗読がもたらす効果や実践の紹介

研究内容1 「音読・朗読」がもたらす効果
教育活動として「音読・朗読」を大切にし、国語学習だけではなく、全教育においてその活用を図りました。 その理由は「音読・朗読」をすることで、人の気持ちを理解する能力が向上したり、言語表現が豊かになる。 また、言葉や文章によって伝えられる内容を、より深く理解できるようになると考えたからです。 みんなで聴き合い、話し合いながら読みを深めていくため、解釈の説明に終わりがちな授業よりも分かりやすく、楽しく、主体的な学びになる。 このことが児童の情緒表現力や意思伝達能力の向上につながると考えています。

(学習に対する主体性を育む効果)
国語科に限定しない学習過程のあらゆる場で「音読・朗読」を関連付けた学習方法を取ることで、児童が言葉で伝えることの楽しさ、重要さを知ることとなり、聞く側に伝わるような読み方を身につけようとする主体性が見られるようになった。
(児童の積極性を高める効果)
発声・発音の練習をしたり、詩・文学教材の「音読・朗読」をして表現をすることにより、授業だけではなく学校行事や全校集会などの場で話をする児童の姿が、良く通るはっきりした声になり堂々としてきた。
(周囲の人間関係にもたらす効果)
集団の中でも臆することなく自分の思いを伝えることが出来る児童を育てるため、「音読・朗読」の実践を積み重ねてきたことにより、児童の間に「自分の思いを話せば聞いてくれる仲間がいる。」といった信頼関係ができてきた。

研究内容2 言葉を正確に理解する力、豊かに表現する力を高める為の学習手段
(1) 読みを深めるための「音読・朗読」の取り入れ方の工夫
基本的には学習過程の「つかむ」「ふかめる」「まとめる」の各段階で「音読・朗読」を取り入れている。低学年では、「ぼく(わたし)は―――のところを―――のように読みたいです。そのわけは―――だからです。」のような音読を活かした、話し方の表を掲示し「どう読むのか」を明確に述べることで必然的に文章の深い理解につながっていく。この基本を低学年で身につけることが、主体的に授業に参加する児童が育つ土台になると考えている。

研究内容3 全教育活動における「音読・朗読」の活用
音読タイムを取り入れ発声・発音などの基本的な練習と詩の朗読などの練習を行い作品化し校内外のさまざまな場所で発信している。また外部から講師などを招き「朝の読み聞かせ」の実施を継続する。

 

3年間の取り組みの成果
「音読・朗読」を生かした授業の研究を進めたことによって、児童は楽しみながら主体的な学習ができ、文章表現に着目しながら問われている内容を深く理解することができるようになった。
自分の思いや考えを豊かに伝え合う児童の育成を目指し、「音読・朗読」を生かした国語的学習を進めてきたことで、基本的な学習姿勢の確立や、聴く・話す力、伝え合う力を高めることができた。それは研究主題の「授業を深め合う表現力」の育成にも結びついた。
◆「音読・朗読」で育まれる力を明確にし、他の教科にも広げようと意識して取り組んだことで、他教科の学習でも、自分の思いや考えを伝えようとする児童の姿が目立つようになってきた。
◆「音読・朗読」を取り入れた実践の積み重ねとして、全教育活動に「自分の思いや考えを伝える場」を設定したことで、児童の学習意欲やコミュニケーション力が高まり、学校行事や全校集会など集団の中で、積極的な行動ができる児童が目に見えて増えてきた。

『日本朗読検定協会』ではさまざまな朗読活動を通じて社会に貢献しています。

◎各地「朗読教室」の運営
(よみうり文化センター、近鉄文化サロン、コープ協同学苑生涯学習センター、CBカレッジなど)

◎「朗読検定」「読み聞かせ検定」の実施
ホームページアドレス  http://roudokukentei.jp/

◎「朗読コンテスト」の企画実施
第一回 アウィーナ杯朗読コンテスト(ホテルアウィーナ大阪) 2008.9.20実施
第一回 朗読の輪コンテスト (西本願寺 聞法会館) 2009.7.25実施

◎朗読のプロによる「朗読コンサート」企画運営
『三絃ルネサンス』 ―今藤長十郎の世界― コラボレーション朗読ゲスト:浜村 淳氏 2008年実施
(平成20年度芸術祭参加)

◎源氏物語千年紀委員会後援 「源氏物語朗読検定」の実施

◎全国の教育委員会から依頼の朗読ワークショップを実施 2007年~

◎授業力アップ朗読セミナー(茨木市教育委員会) 2008年~

◎各地の特別養護老人ホーム、視覚障害者養護ホーム、図書館児童への読み聞かせ等の朗読ボランティア活動

◎ラジオ関西 「池坊美佳のさわやか文庫」等、ラジオ朗読番組の企画制作

◎大学の教職課程向け「音読・朗読」カリキュラムの設計

◎大阪府教育委員会「こころの再生」パートナー協定締結 2009年~

◎大阪府教育委員会「こころの再生」フェスタinEXPOへの参加 2009年11月7日、8日

朗読や読み聞かせにも、わかりやすい段階評価を!

朗読ボランティア、朗読や読み聞かせサークル、朗読イベントやインターネット上のボイスブログなど、活動の多様化により朗読人口は年々増えてきています。

朗読検定は、絵画や音楽と同じ“表現手段”である朗読の幅を狭めるために生まれたのではありません。 もっと上手くなりたい、自分の朗読は聴き手に聴きやすいのだろうか? 何年も朗読を学習しているけど、上達したのだろうか?
そういった朗読の客観的評価を求める声が数多く届くようになりました。

そこで、1980年から29年、3,500人以上の指導実績を持つサノスミコが、その指導現場やコンテストで集まった朗読音声を元NHKアナウンサーの越智和憲、タレントプロダクション代表の高橋恒美、劇団往来と共に“聴き手に伝わる朗読”の特長を研究し、朗読のスタンダードとなる実技課題を設定いたしました。

そろばん、書道、スイミングスクールに級や段があるように、わかりやすい段階評価を目指して朗読検定は生まれました。